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No.125 組織で問題が頻発する最大の原因とは
2024-09-02
こんにちは、アオイパートナーズの齋藤です。
8月、私自身は、パリオリンピックあり、夏季休暇あり、南海トラフ地震臨時情報あり、台風に伴う諸々の心配ありなど、色々なことが気になって落ち着かない日々だった感じがします。
弊社の関与企業おいても、製造業や建設業では稼働日数低下の影響、小売業や飲食業では天候変化や消費行動変化の影響を受け、8月売上は少し厳しい状況でした。
ただ、いずれの会社も年間売上計画において季節変動は織り込み済なので、9月からの売上・粗利の確保に向けて、既に具体的な取り組みを始めています。
さて、企業(組織)においては、日々様々な問題が起きていると思いますが、
8月、私自身は、パリオリンピックあり、夏季休暇あり、南海トラフ地震臨時情報あり、台風に伴う諸々の心配ありなど、色々なことが気になって落ち着かない日々だった感じがします。
弊社の関与企業おいても、製造業や建設業では稼働日数低下の影響、小売業や飲食業では天候変化や消費行動変化の影響を受け、8月売上は少し厳しい状況でした。
ただ、いずれの会社も年間売上計画において季節変動は織り込み済なので、9月からの売上・粗利の確保に向けて、既に具体的な取り組みを始めています。
さて、企業(組織)においては、日々様々な問題が起きていると思いますが、
今日のブログでは、組織で問題が頻発する原因について私見をお伝えしたいと思います。
一般的に組織で起きがちな問題(現象)として、以下のようなことが挙げられます。
・売上が上がらない
・適正な粗利がとれていない
・マネジメント(目標管理)が実行されていない
・業務プロセスで問題が頻発して無駄な時間とコストがかかっている
・各部門のセクショナリズムが強く協力関係にならない
・会議で意見も結論も出ない
そもそも売上・粗利が上がらない時に、まず検証しなければならないのは、商品力と販売力です。
つまり、「売り物」の魅力を磨き、その魅力がしっかり伝わる「売り方」を追求していかなければ、
一般的に組織で起きがちな問題(現象)として、以下のようなことが挙げられます。
・売上が上がらない
・適正な粗利がとれていない
・マネジメント(目標管理)が実行されていない
・業務プロセスで問題が頻発して無駄な時間とコストがかかっている
・各部門のセクショナリズムが強く協力関係にならない
・会議で意見も結論も出ない
そもそも売上・粗利が上がらない時に、まず検証しなければならないのは、商品力と販売力です。
つまり、「売り物」の魅力を磨き、その魅力がしっかり伝わる「売り方」を追求していかなければ、
お客様の共感を得て買っていただけるはずがありません。
これは当たり前のことですが、この「売り物」と「売り方」に磨きをかけることに
これは当たり前のことですが、この「売り物」と「売り方」に磨きをかけることに
組織全体のベクトルが向いていない中小企業が多いのも事実です。
なぜそうなってしまうのか?
その原因は多岐にわたりますが、ここではあえて最大の原因を一点に絞りたいと思います。
それは「部門の職務内容が明確に具体的に定義されていない」ということです。
例えば、営業部門は顧客拡大・売上獲得、製造部門は品質・コスト・納期の順守、
なぜそうなってしまうのか?
その原因は多岐にわたりますが、ここではあえて最大の原因を一点に絞りたいと思います。
それは「部門の職務内容が明確に具体的に定義されていない」ということです。
例えば、営業部門は顧客拡大・売上獲得、製造部門は品質・コスト・納期の順守、
管理部門は経理実務・計数管理など、それぞれの部門内でやるべき大まかなことは決まっていますが、
もっと明確に具体的に定義しなければなりません。
なぜなら、問題は部門と部門の狭間で起きるわけで、
なぜなら、問題は部門と部門の狭間で起きるわけで、
それは部門間の境界線がはっきりしていないことに起因するからです。
この仕事は、営業部門の仕事なのか、製造部門の仕事なのか、管理部門の仕事なのか?
こんな押し付け合い的な議論に時間を費やし、仕事が進まず、関係性を悪くし、
この仕事は、営業部門の仕事なのか、製造部門の仕事なのか、管理部門の仕事なのか?
こんな押し付け合い的な議論に時間を費やし、仕事が進まず、関係性を悪くし、
結果的に商品力と販売力を低下させてしまっている事例も多く見受けられます。
部門の職務内容を明確に具体的に定義し、部門間の境界線をはっきりさせるためには、
・求める成果は何か?
・その成果に向かうプロセスはどうなるか?
・そのプロセスに関わる各部門はどこまでの責任範囲を負うのか?
これらのことを議論して合意しなければなりません。
このようなことを以前にある経営者に話した時に「部門間の境界線をはっきり決めることなど、
部門の職務内容を明確に具体的に定義し、部門間の境界線をはっきりさせるためには、
・求める成果は何か?
・その成果に向かうプロセスはどうなるか?
・そのプロセスに関わる各部門はどこまでの責任範囲を負うのか?
これらのことを議論して合意しなければなりません。
このようなことを以前にある経営者に話した時に「部門間の境界線をはっきり決めることなど、
社員の人数と能力が足りないウチでは無理」という声が返ってきました。
しかしながら、売上を伸ばし、生産性を高めて、継続的に利益を上げている会社は、
しかしながら、売上を伸ばし、生産性を高めて、継続的に利益を上げている会社は、
部門間の調整に無駄な時間とコストを割かれることなく、部門間で積極的に協力し合い、
商品力と販売力に磨きをかけ続けることに会社全体のベクトルが向いています。
経営者が「ウチでは無理」と逃げることなく、社内の人的リソースを再度つぶさに見て、
経営者が「ウチでは無理」と逃げることなく、社内の人的リソースを再度つぶさに見て、
適材適所の人員配置をして役割を明示し、各部門の職務内容と責任範囲を明確に具体的に決める旗振りを
してほしいと思います。
これは、利害が相反する当事者同士だけではできないことですから。
組織は人の集まりですから、会社も人間と同じように生き物だと私は思っています。
人間の体は、多くの細胞や臓器が集まって、それらが独立した機能を果たすとともに、
これは、利害が相反する当事者同士だけではできないことですから。
組織は人の集まりですから、会社も人間と同じように生き物だと私は思っています。
人間の体は、多くの細胞や臓器が集まって、それらが独立した機能を果たすとともに、
互いに補完し合いながら健康を維持しています。
会社も、違う個性を持つ人たちが、それぞれの個性や能力を活かして仕事をしつつ、
会社も、違う個性を持つ人たちが、それぞれの個性や能力を活かして仕事をしつつ、
互いに補完し合いながら目的・目標の達成を目指していける組織が、健全な組織だと思います。
経営者の皆さんには、ぜひこのような健全で理想的な組織づくりを目指してほしいと思っています。
そのためには、部門の職務内容を明確に具体的に定義し、部門間の境界線をはっきりさせることが必然の課題です。
経営者の皆さんには、ぜひこのような健全で理想的な組織づくりを目指してほしいと思っています。
そのためには、部門の職務内容を明確に具体的に定義し、部門間の境界線をはっきりさせることが必然の課題です。