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No.135 収益性を上げる事業ポジショニングの再考を!
2025-02-03
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こんにちは、アオイパートナーズの齋藤です。
今日は立春。
立春は、二十四節気で1年の始まりとされる日ですので、仕事においても気持ちを新たにして、良い結果をイメージしながらチャレンジしていきたいものです。
1年の始まりなので、このブログもできれば前向きでポジティブな話を書きたいところですが、そうはいっても足元の危機感を強く感じている私としては、少しネガティブな話になってしまうことをお許し下さい。
今現在の企業を取り巻く経営環境では、日銀の政策金利の引き上げ、仕入・物流コストの上昇、
今日は立春。
立春は、二十四節気で1年の始まりとされる日ですので、仕事においても気持ちを新たにして、良い結果をイメージしながらチャレンジしていきたいものです。
1年の始まりなので、このブログもできれば前向きでポジティブな話を書きたいところですが、そうはいっても足元の危機感を強く感じている私としては、少しネガティブな話になってしまうことをお許し下さい。
今現在の企業を取り巻く経営環境では、日銀の政策金利の引き上げ、仕入・物流コストの上昇、
人件費コストの上昇、深刻な人手不足、国内需要の伸び悩み、米トランプ政権の政策の不透明感、
国内政治の不安定感等々、ネガティブ要素には事欠きません。
経営者の視点で収益を圧迫する要因を挙げたらキリがないほどです。
ここ20年を振り返ると、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックなど
経営者の視点で収益を圧迫する要因を挙げたらキリがないほどです。
ここ20年を振り返ると、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックなど
想像を絶するネガティブな現実は数多くありましたが、
いずれも財政出動(補助金等)や金融支援(特別融資等)などで企業経営は何とか乗り越えてきた感があります。
ですが、今は財政出動も金融支援もあまり期待できない。
他力本願で現状が好転することはあり得ない。
本当に、個々の経営者の経営手腕や企業努力によってしか乗り越えられない時期がきていると痛感しています。
「変化に対応できなければ生き残れない」とはよく言われることですが、
ですが、今は財政出動も金融支援もあまり期待できない。
他力本願で現状が好転することはあり得ない。
本当に、個々の経営者の経営手腕や企業努力によってしか乗り越えられない時期がきていると痛感しています。
「変化に対応できなければ生き残れない」とはよく言われることですが、
この言葉が今ほどリアルに突き付けられている時期はなかったかもしれないと思うくらいです。
一方で、経営者側も、待ったなしの危機感を心底感じて、
一方で、経営者側も、待ったなしの危機感を心底感じて、
トップ自らが先頭に立って対策を講じている企業とそうでない企業が、
企業規模に関わらずリアルに分かれてきている印象も受けます。
その対策の根本的な一例としては、事業のポジショニングのとり方があります。
自社の事業マーケットの中で、自社の商品・サービスの特徴、競合他社の特徴、現状の顧客ニーズ、
その対策の根本的な一例としては、事業のポジショニングのとり方があります。
自社の事業マーケットの中で、自社の商品・サービスの特徴、競合他社の特徴、現状の顧客ニーズ、
将来の成長の可能性等を考慮して、どの顧客層に向けてどんな価値を提供していくかと明確にするいうことです。
最近、ある建設請負業の経営者の方からお話を伺う機会がありました。
こちらの会社は、創業4年目にして、一人当たりの粗利額で業界平均の2倍以上をあげています。
なぜ、これだけの高い収益性を出せるのか。
それは、自社がどこのステージで戦うか、何を武器にして戦うかが、ハッキリしているからです。
守秘義務があるので細かい話はできませんが、お話を伺っていて、ポジショニングの絶妙な上手さを感じました。
自社が戦うポジションを明確にしたうえで、この経営者自身は以下のようなことを実践しています。
・やることとやらないことを明確に決める。
・約束は絶対守る。守れない約束はしない。
・スピードを再優先する。「スピード」と「品質・コスト」は対立しない。
・一生お付き合いする覚悟を持って対応する。
・段取り重視、想像力を働かせて準備する。
一般的で当たり前のことですが、言うは易く行うは難し。
この経営者の方は「会社としてはまだまだ徹底できていません」と仰っていましたが、その成果は数字に現れています。
以前、このブログの「No.113 値決めは経営者の覚悟」でも書きましたが、価格の見直しも大事なこと。
・今後もずっと今の単価でいくのか?
・どうなったら価格改定をするのか? それはいつになるのか?
・いずれ上げなければならないなら、なぜ今上げられないのか?
・今上げるとしたらどんなやり方があるのか?
これらも、先送りできる課題ではありません。
ビジネスである以上、収益性を追求するのは当たり前のこと。
その収益性を実現できる自社の戦略と戦術は、事業ポジショニングを再考することから始めなければ、
最近、ある建設請負業の経営者の方からお話を伺う機会がありました。
こちらの会社は、創業4年目にして、一人当たりの粗利額で業界平均の2倍以上をあげています。
なぜ、これだけの高い収益性を出せるのか。
それは、自社がどこのステージで戦うか、何を武器にして戦うかが、ハッキリしているからです。
守秘義務があるので細かい話はできませんが、お話を伺っていて、ポジショニングの絶妙な上手さを感じました。
自社が戦うポジションを明確にしたうえで、この経営者自身は以下のようなことを実践しています。
・やることとやらないことを明確に決める。
・約束は絶対守る。守れない約束はしない。
・スピードを再優先する。「スピード」と「品質・コスト」は対立しない。
・一生お付き合いする覚悟を持って対応する。
・段取り重視、想像力を働かせて準備する。
一般的で当たり前のことですが、言うは易く行うは難し。
この経営者の方は「会社としてはまだまだ徹底できていません」と仰っていましたが、その成果は数字に現れています。
以前、このブログの「No.113 値決めは経営者の覚悟」でも書きましたが、価格の見直しも大事なこと。
・今後もずっと今の単価でいくのか?
・どうなったら価格改定をするのか? それはいつになるのか?
・いずれ上げなければならないなら、なぜ今上げられないのか?
・今上げるとしたらどんなやり方があるのか?
これらも、先送りできる課題ではありません。
ビジネスである以上、収益性を追求するのは当たり前のこと。
その収益性を実現できる自社の戦略と戦術は、事業ポジショニングを再考することから始めなければ、
将来にわたって持続的な利益を確保することはできません。
まとまりのない内容になってしまいましたが、立春の日にあらためて思うことでした。
まとまりのない内容になってしまいましたが、立春の日にあらためて思うことでした。
