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No.75 第9回「マネ研」~今年の振り返り~

2022-12-22
カテゴリ:マネ研(組織マネジメント研究会)
こんにちは、アオイパートナーズの齋藤です。
年末に向けて何かと気ぜわしい日々が続いていますね。
当社も来週29日から年末年始の休業に入りますので、今日が今年最後のブログとなります。

先週、組織マネジメント研究会「マネ研」の第9回目の月次勉強会を実施しました。
今回のテーマは、「今年の振り返り」です。
この時期ですから、今年はどんな年だったかと振り返りをされている方も多いと思います。
自問自答による振り返りも大事ですが、他者からの問いかけによる振り返りも、テーマを絞ってしっかり考えてアウトプットする意味で効果的です。
ということで、以下の3つの視点で各自考えてきてもらってシェアしました。

・今年は一口で言うとどんな1年でしたか?
・今年重点的に取り組んできたことはどんなことですか?
・今年やりたかったけどできなかったことは何ですか?

コロナ禍が抜けきれていない中で、メンバーそれぞれが様々な環境の中で、
自社をより良くするために色々取り組んできた様子が伺えました。
あえてランダムにいくつか抜粋すると、

・新たな立場になったが無難にこなせた1年だった
・立ち止まらずに突き進めた
・目先の対応に追われて本質的な課題に取り組めなかった
・お客様に対面でのサービス提供ができず絶不調だった
・環境整備を進められた
・マネージャーとしての責任を感じる1年だった
・人を育てることに重点的に取り組んだ
・伝えることの難しさを痛感した
・マニュアル化を重点的に進めてきた
・若い子の価値観が多様すぎて難しい

守秘義務があるので詳しくは書けませんが、それぞれ深掘りしていくと、
できたこととできなかったことの背景や課題が見えてきて、「自分も同じだ!」という感覚が生まれてきます。
人それぞれ考え方や価値観は違っていても、深掘りしていけばいくほど、
「なるほど、それならわかる!」と共感を持ててくるのが、対話の面白さです。

人と話をするときは、表面的な事実確認や直接的な問いかけだけでは、相手の考えや気持ちの奥底は見えてきません。
「相手のことをもっと知りたい」という姿勢で臨む対話の場だからこそ、共感が生まれ、
結果として相互信頼が生まれることになります。

「マネ研」は、そのような対話のスキルをトレーニングする場として、今年4月からスタートしました。
毎月テーマを決めて、事前に各自の考えをまとめてきてもらって、
守秘義務に守られ安心して自己開示できる場の中で、ざっくばらんな対話を続けてきています。
メンバーからも、「マネ研でしか得られない学びがある」という言葉を頂けるのが、何よりも嬉しく、
「もっと価値ある勉強会にしなければ」という思いを強く持ちながら、今年最後の勉強会を締めくくることができました。

私自身の今年1年は、一口で言うと原点回帰の年でした。
創業してから16年目。
30年はやりたいと思っているので、折返しの年。
これまで取り組んできたコンサルティングサービスを見直し、創業時から追求してきたコンテンツを
更に絞り込みブラッシュアップして、再スタートができたと自己満足してます。
当社のホームページのコンテンツもリニューアルしましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。

このブログを見て下さっている皆さん、本当にありがとうございます。
これからも、読者の皆さんの何かしらのお役に立てる内容をお届けできるように、
私も久保田も自己研鑽してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

来たる2023年が皆さまにとって幸多き年となりますように。