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No.78 第10回「マネ研」~今年の最重要課題~
2023-01-19
カテゴリ:マネ研(組織マネジメント研究会)
こんにちは、アオイパートナーズの齋藤です。
先週、組織マネジメント研究会「マネ研」の第10回目の月次勉強会を実施しました。
今回のテーマは、新年初めての勉強会にふさわしく「今年の最重要課題」です。
経営者及びマネージャーとして「今年の自社の最重要課題は何か?」というテーマについて考えてきてもらい、意見交換をしました。
当然ながら、みんな課題を抱えていますね。
特に中小企業の経営者なら、事業の方向性と環境変化への対応、収益性や生産性の向上、人材確保、組織再構築、社員の成長促進、財務健全化、事業承継など、
先週、組織マネジメント研究会「マネ研」の第10回目の月次勉強会を実施しました。
今回のテーマは、新年初めての勉強会にふさわしく「今年の最重要課題」です。
経営者及びマネージャーとして「今年の自社の最重要課題は何か?」というテーマについて考えてきてもらい、意見交換をしました。
当然ながら、みんな課題を抱えていますね。
特に中小企業の経営者なら、事業の方向性と環境変化への対応、収益性や生産性の向上、人材確保、組織再構築、社員の成長促進、財務健全化、事業承継など、
様々な切り口で数えきれないくらいの課題を抱えているはずです。
しかしながら、全ての課題に同時並行で取り組むことはできませんから、
しかしながら、全ての課題に同時並行で取り組むことはできませんから、
最重要課題を絞り込まないことには、経営者の牽引力も組織の推進力が上がりません。
変化への迅速な対応が求められる今の時代、経営層やマネージャー層はもちろん、
変化への迅速な対応が求められる今の時代、経営層やマネージャー層はもちろん、
全てのビジネスパーソンに「課題設定力」が問われています。
最重要課題の設定に当たっては、「問題」と「課題」の違いを理解する必要があります。
「問題」とは、現状がありたい姿(理想や目標)になっていない阻害要因。
「課題」とは、問題を解決するためにやるべきこと。
私はこのように理解しています。
つまり、最重要課題は最重要問題を解決するためのアクションであり、
最重要課題の設定に当たっては、「問題」と「課題」の違いを理解する必要があります。
「問題」とは、現状がありたい姿(理想や目標)になっていない阻害要因。
「課題」とは、問題を解決するためにやるべきこと。
私はこのように理解しています。
つまり、最重要課題は最重要問題を解決するためのアクションであり、
最重要問題はありたい姿(理想や目標)が明確になっていないと見つけられないということです。
私たちは、目先の緊急度の高い問題解決に振り回されがちです。
目先の問題解決も必要ですが、経営者としては「その問題の真の要因を解決すれば目指す未来に近づけるのか?」
私たちは、目先の緊急度の高い問題解決に振り回されがちです。
目先の問題解決も必要ですが、経営者としては「その問題の真の要因を解決すれば目指す未来に近づけるのか?」
という視点をもって、最重要課題を絞り込んでほしいものです。
一般的には、自社の課題や自分の課題は自分にしかわからないし、人の課題を聞いても「へぇ~、そうなんだ」と
一般的には、自社の課題や自分の課題は自分にしかわからないし、人の課題を聞いても「へぇ~、そうなんだ」と
他人事にしか受けとめられないものでしょう。
それを敢えて勉強会という場で取り上げる目的は、「課題のブラッシュアップ」です。
・その課題をクリアすればどんな問題が解決できるのか?
・実現したい未来の理想や目標はどのようなものか?
・その未来を阻んでいる大きな問題は何か?
・優先的に取り組むべき課題は他にないか?
そのような視点で質問をしながら、課題のブラッシュアップをしていく。
これは自分ひとりではなかなかできないことですし、質問する側も自分が訊きたいことだけでなく、
それを敢えて勉強会という場で取り上げる目的は、「課題のブラッシュアップ」です。
・その課題をクリアすればどんな問題が解決できるのか?
・実現したい未来の理想や目標はどのようなものか?
・その未来を阻んでいる大きな問題は何か?
・優先的に取り組むべき課題は他にないか?
そのような視点で質問をしながら、課題のブラッシュアップをしていく。
これは自分ひとりではなかなかできないことですし、質問する側も自分が訊きたいことだけでなく、
相手から引き出すことや相手の思考を廻すことと意識して質問する訓練にもなります。
ありたい姿(理想や目標)が明確になっていないと、最重要な問題・課題は見つけられません。
そのような状態で課題設定しても、組織を誤った方法に導くことになります。
間違った方向にはしごをかけて必死になって昇っていった結果はどうなるか?
そこにかけた膨大な時間やコストは戻ってきません。
考えるとゾッとします。
今年取り組むべき重要な課題をする際は、ありたい姿を明確にすることからスタートしてほしいものです。
企業にとってその最上位の概念は、企業理念です。
ありたい姿(理想や目標)が明確になっていないと、最重要な問題・課題は見つけられません。
そのような状態で課題設定しても、組織を誤った方法に導くことになります。
間違った方向にはしごをかけて必死になって昇っていった結果はどうなるか?
そこにかけた膨大な時間やコストは戻ってきません。
考えるとゾッとします。
今年取り組むべき重要な課題をする際は、ありたい姿を明確にすることからスタートしてほしいものです。
企業にとってその最上位の概念は、企業理念です。